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   面白き 事もなき世を 面白く
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かなり以前、この2~3週間前から感じている視覚の異常。。。物が浮き出て見える。
視力は落ちてるのに鮮明に、色合いが美しくクッキリと見える。・・・不思議だ。
以前にも述べた浮遊感も相まって、およそ毎日が現実ではないかのようだ。
昨日、又しても透析医へ遅刻した。起きれなかったのと、起きた時の血糖値は44 (-_-;)
喉の痛みは相変わらずで乾いた咳が出る。
「ひょっとしてコレは風邪とは似て非なる新たなる病の兆しではないのか?」
と、ふと思った。
そんな時、実にタイムリーにも返血時のMEさんはAさんだった。
彼女はこれまでも、何かにつけオイラのピンチに、
不思議と敏感に、又実にタイムリーで的確な助言をくれる。
「入院したら?」・・・
実は昨日目覚めた時、また透析に遅刻だと、また透析室に迷惑を掛けると思った時、
ふと『入院した方がいいかな?』と頭に過ぎった。
Aさんに「入院したら?」と言われた時、あまりにもタイムリーで一瞬タジロいだ。
それをAさんは言うのである。
「いつもの○○さんなら入院する? なんて訊いても、ダイジョブ、ロックンロール!
とかなんとか言って帰るけど、今日は考えてるもん。
それって本人もよっぽど辛いって事でしょ? だったら入院して調べてもらおうよ。」
オイラは言った。
「そん時ァそん時、草生す屍、悔ゆるなし、シヨウがねーよ、
ダイジョブ、命根性は極めてキタナイから、ホントにヤバかったら救急車呼ぶし・・・」
Aさん曰く、
「そう言って、ベッドから電話へも辿り着けなくって、そのままうつ伏せで死んでた・・・
そんな患者さんもいるんだよ~ イヤだからね~ そーゆーのワタシ。。。」
「うん、確かに。
そんな想いはして貰いたくねー。オイラはオイラの判断で“自己責任”で死ぬのさ。」

さて、もう何度も書いた自分の死へのスタンス・・・コレについて、
過去、透析室で何度もそんな話になり掛けた事があるけど、
頭の悪い人間は話の途中で勝手にソレを自暴自棄、「誰だって死ぬんだ。」的に受け取って
最後まで話を聴かない。
オイラが何度も言っているのはそう云う事ではなく、
“真の単車乗りは常に死を意識しているものだ。”
つまり、単車乗りはその車格的、車両的構造上の特長に於いて無防備であり、
常に死はすぐそこに存在する。
それは、ウィンカーを挙げる度、コーナーで車体を倒す度、死ぬかも知んないとビビるのではなく、
単車とはカクカクシカジカ、そう云うものだと云う意識があるかどうかと云う事である。
病気を持つと云う事は、それも死に至る病を背負い込むと云う事は、つまりは似ているのである。
悔い・・・憂い・・・すぐそこにある死・・・
ヒトの多くはそんな事は考えず、学資保険? 家のローン?
生涯設計が悪いとは言わないが・・・多くのヒトは死を日常とは切り離して毎日を生きている。
ソレが、ソレこそが信仰とも言えるものかも知れないが・・・オイラにしてみれば愚かしい。。。

単車乗りと云う表現は、オイラは戦車乗り、戦闘機乗りと同義語的に使う。
それは乗ったからには明日は知れない。
ちょっと買い物に便利だからと購入するスクーターとは同じ2輪でも差別するのはそこにある。
本当は、先に述べた如く車格的、車両的構造上の特長に於いて無防備であるのは同じなので、
同じ覚悟を求めるが
それでは営利目的の2輪メーカーにしてみれば酷でもある
自動2輪に限らず、チャリンコ、歩行者も交通弱者であるし、
ヨツワは? 4輪車もまた11tトレーラーとぶつかれば木っ端微塵。
また、歩行者、弱者に対しては自分が加害者になり得ると云う事を覚悟して運転すべきである。
少し前、ニュースJチャンネルに答えていた愛娘を亡くした風見シンゴ氏のインタビューで、
「運転席に、自分の愛するヒト、大切なヒトの写真を置いたらどーか?」と・・・
石狩湾新港のゼロヨンに関わった、雑誌オート・ワン主催のゼロイチゴ0~150mにも参加した
ダート・トライアルにも参加したオイラは言う・・・
運転席に、そんな写真があったら・・・アクセル・ぺダルは踏み込めないよねぇ。。。
10代の終わり頃、友達のバイトするコンビニに向かう途中、普通の住宅地を走っていて、
突然現れたオイラを敵視する某のクルマ・・・奴のクルマが何だったか覚えちゃいないが、
対向一車線ずつ歩道ナシの住宅地の道路で、時速14~160キロで“ハッた”(競った)
今思えば吐きそうになるくらいゾッとする。もしチャリがいたら、もしヒトが歩いていたら・・・。

昔、キリスト教会でMと云う女性がいた・・・彼女はある集まりで「死が怖くない。」と言った。
ウっっっソぴょ~~~ん!
IDDM発症で死に掛けたオイラはそう思うのである。
その後彼女が乳がんに掛かったと聞いて8~9年、どーなったか? 彼女の死に様を見たかった。
いや、生きてるかも知れん(苦笑)
宗教の究極的目的は死への恐怖の克服にある。
たとえどんな死に方をしようとも信仰が彼女の魂を救ったと信じたいし、
それ以前に医学が、乳がんなんぞ駆逐してくれていたらと思いたいが・・・。

オイラがIDDM発症で、高貴なる光も見、覚悟を決めた後、生き長らえて・・・
その話を外科アガリの看護婦でもあった元の女房にすると・・・
「それは貴方が意識も朦朧となっている時だからの話、
実際、貴方の前にタンクローリーが横倒しになって、それに突っ込むような状況だったら?」・・・
確かに、タンクローリーが目の前に?
「助けてくれ~!」・・・って泣き叫ぶかも知んない(苦笑) と答えた。
が、それは想像の域からは出ない論議ではある。
つまり、その時、自分はどう処し得るか 見苦しく死ぬのか 受け入れるのか
嗚呼、終わるんだな、楽しかったな。。。受け入れるのか、何が潔いのか、と云う事だろう。。。
武士道とはそう云う境地を言うのである。
議員年金が年間20万円減るからと、その前に議員辞職する奸賊を見苦しいと思う心が、
美しくない、と思う心が大和魂の根幹である。

さて事、今に至った時、見苦しくも未練をブチマケル事か? 粛々として死ねるか?
が、つまりはその人の人生の完結がアッパレであったか、見苦しいモノであったかが問われる。
海行かば水漬く屍 山行かば草生す屍 空行かば雲散る屍 、、悔ゆるなし
と云う事である。
『死、或いは泰山より重く、鴻毛より軽し。』
オイラはたぶん、クリスチャンとして種は蒔いた。結果は娘以降の話だろう。。。
オイラとスカイラインの歴史は既にPMC・Sによって刻まれた。祝スカイライン50周年!
オイラとハーレーの歴史は・・・ハテ? と、自信がない。後身が育ってないし、
21世紀に至っては、ハーレーは急速にその品位を失い、自らのアイデンティティーを売り飛ばした。

真の単車乗りとは、、、常人とは違って常に死を意識している、現代では稀有な種族である。
その中にあったオイラが、今や単車乗りへの復帰も危ぶまれるオイラは言う。
「死ぬかも知んない。いや、死ぬ程辛い。
覚悟? と云う話になると前述の記事は欠かせない。
今度こそ死ぬかも知れないが、しかし、オイラは単車乗り、ハーレー乗りであった誇りは忘れない。
黄泉まで持って逝く。」
『志士は溝壑にあるを忘れず 有志はその元を失うを忘れず』
つまり・・・志士は道義のためなら、窮死してその屍を溝や谷に棄てられてもよいと覚悟しており、
勇士は君国のためならば、いつ首をとられてもよいと思っている。

オイラは、、、死に至る病人とは、、、
死ぬまでこの緊張感の中にあって死と向き合っているのだと云う事を知っておいて欲しい。。。
それは決して自暴自棄とか“ヤケクソ”の境地ではないんですよと、言い残しておきたい。
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